てつやさんのライブを観れなくなって半年が過ぎた。
12月のライブが懐かしいな。
最近よく思い出してしまう。
いつも正直で全力だったな、って。
絶好調の時も、ちょっと自信無さげに見えた時も、いろいろあったけど、正直すぎて全部が歌や身体中からあふれ出てしまう感じで、とてもわかりやすいというか、、、
こんなこと言ったら嫌がられるかな。
でもそんな所が大好きで、今でもやっぱり大好きで、変わらず居てほしいと思う。
たまには生の歌が聴きたいな。
歌わなくても、声を聴かせてくれるだけでもいい。
顔を見せてちょっと喋ってくれるだけでも。
ナナメなラジオみたいなの、またやってくれたらいいのにな。
面白いこととかしなくていいから。
ただいろんなお話をしてくれるだけでも。
いつもそう思っていた。
ただお話や歌を聴けるだけでいい。
声を聴きたいなぁ。
てつやさんの歌を必要としてる人はいるよ。
時々無性に聴きたくなってしまうこの曲。
「赤い月」
今日はこの曲の中から、私の大好きなフレーズを。
って思ったんだけど、この曲のAメロの歌詞全部が好きだー。
んー、どうしよう。
最初からすごくいいのよ。
ため息は深く 誰もが苛立ち
どうでもいいさと 心に風穴
重ねすぎた嘘 空は泣いている
君に会いたい
どこか一つというと、やっぱりここかもしれない。
最初から、人の心の闇の部分が描かれていて、心に突き刺さる。
重ねすぎた嘘、空は泣いている、この次の「君に会いたい」がものすごく心に響いてくる。
メロディーもすごく良くてね。
流れ流され 夢は途切れ途切れ
あの子の声は ゴミ箱に刺さる
床にぶちまけた コーヒーの染みが
いつまでも残ったままま
ここもいいなぁ。
あの子の声はゴミ箱に刺さる、なんて表現思いつく?
てつやさんの感性すごく好きだ。
床にぶちまけたコーヒーの染みがいつまでも残ったままだなんて、虚しくて哀しい心の闇がよく表れているなぁと。
てつやさんの感性、歌詞のセンスにはいつも感心させられるんだ。
そしてその後、街を〜見下ろす〜赤い〜月が〜と、ゆっくりと登場する赤い月。
人々の闇を照らす赤い月の登場が、とってもドラマチックでね、いいんだー。
初めて聴いた時、ドラマを観てるような気持ちになった。
今聴いても、情景が浮かぶ。
私はそんな曲がとても好きだ。
2番の「瞬きする間に昨日になってゆく」という表現も好きだなぁ。
「基準は愛だよ」
てつやさんらしい愛の歌、ぜひ聴いてください。
この映像は後ろからの映像で、てつやさんの顔も見えないから、MVでも作ってほしい気持ちになってしまう。
MVに登場するてつやさんを勝手に想像してみたりして。。笑
この日のライブに、私は行っていた。
京都のRAGも懐かしいな。
あんな所まで、また行けるだろうか?
遠征はしばらくお休みすると、もうなんだかあんな所まで行っていたのが信じられないような、もう行けないような気持ちになってしまう。
こうしている間にも歳をとっていき、身近なことがより大切に思え、遠くへ行きにくくなる。
でも私は今の期間は、てつやさんにもらえたお休みのようにも感じている。
ちょっと頑張りすぎたから、疲れないように。
寂しいけど、その反面不思議な解放感と安心感があって、自分のことがよく分からない。
コロナ禍の時に、いろいろ悩みながらも、消毒とかめちゃくちゃしながら、気をつけながらてつやさんの歌を聴きに行ったこと、後悔していない。
配信があるのに行くなんてと非難する人もいた。
あの時行っていなかったら、きっと私は後悔していると思う。
またあれほどの強い気持ちで聴きに行ける日が来るのかな?
先のことはなんにも分からない。
ただほんとうにすごくドラマチックな十数年をもらっていたんだな、って、赤い月を聴きながら今思う。
いろんな出会いもあったな、って。
ちょっと浸ってしまった。
君に会いたいな。